深紅

2005年9月23日 映画
野沢尚が最期に遺したミステリー。
やはり観に行かねばなりますまい。

ということで行ってきました。
近くの映画館は本作を夜しか上映していないので
めずらしく夜に。

ミステリーマニアなら作者が仕掛けた最大のトリックは
早い段階でよめるでしょう。
後は、その落とし方がプラスのベクトルで落ちるか
マイナスのベクトルで落ちるか。
それによって本作の印象は180度違ったものになったと
思います。

もちろんネタバレしませんが、テレビ好きは映画の落とし方を
支持します。
あれでよかったんだと。

内山理名の役は相当難しい役で、ちょっと荷が重いかなと
思っていましたが、なかなかどうしてうまく演じてました。

その内山理奈の小学生時代を演じるのが堀北真希。
いや、いくら童顔っていったって小学生には見えないよ。
でもここは似た役者を使う必然があるので見た目の印象で
キャスティングしたのかもしれません。

水川あさみはこういう役を演じさせるとうまい。

凄惨なシーンもあるので万人にお勧めはしませんが
観終わった後の余韻を楽しめる
そんな映画だと思います。

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