いい映画です。これは絶対のお勧め!!!

乙一原作の映画化なわけですが、この作家は実に状況設定が
うまい。

昨年の「暗いところで待ち合わせ」では、目の見えない
一人暮らしの女の子の部屋に隠れる殺人容疑者って設定で
ドキドキさせられましたが、これはまだ現実の範囲内。

今回は、頭の中で繋がる携帯という現実にはありえない設定で
かつこの携帯は1時間の時差がある。
成海璃子が「頭の中の携帯」で話しているのは1時間前の
小出恵介という設定。

簡単にいうと成海璃子は過去へ電話ができ、小出恵介は
未来に電話が出来る訳です。
この設定が秀逸で後半の重要なシーンで生きてきます。
いやーー今年一番泣いた。

エピローグのシーンはどこかで見たなと思ってましたが
帰り道で思い出しました。
「野ブタ。をプロデュース」の堀北真希のラストシーンと
同じだ。

とにかく観ましょう。
ホントにお勧めです!

蛇足ですが、「頭の中の携帯」が繋がるもう一人、
片瀬那奈の正体は早い段階で見破ったので驚きはなかったデス。

池袋シネマサンシャインにて鑑賞
【2007年22本目の鑑賞】

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