武士の一分

2006年12月2日 映画
藤沢周平原作・山田洋次監督時代劇三部作の最後を飾るのが
この作品。

もっと重い復讐劇かと思ってましたがかなり軽いタッチの
映画でしたね。
テレビ好きは藤沢周平原作の時代劇では、「蝉しぐれ」が
好きなのですが、それと比べるとだいぶ軽い。
(ちなみに「蝉しぐれ」は山田監督作品ではないので三部作には
含まれてません)

木村拓哉は映画での実績があまりありませんが、この作品で
ようやく実績を残すことになるんでしょう。
彼独特の台詞回しは時代劇でも消えることはなく、やっぱり
キムタクを演じているようにしか見えないんですが、
それが悪いこととは思いません。
地味な映画なのに楽しく感じるのは彼の持つスター性が
あるからこそだと思います。

気楽に観れる時代劇もありかと。

【2006年29本目の鑑賞】
セバスチャン・フォーカン凄過ぎです。
オープニングでボンドから逃げまくる犯人があまりにも
凄いので調べちゃいました。
パルクールっていうらしいですね。あの移動術。
これを観るだけでもお金を払う価値があります。

新ジェームズ・ボンド役ダニエル・クレイグも負けずに派手な
アクションをこなします。

本物のアクションの迫力が堪能できますよ。

PS.
ヒロイン役の女性をどっかで見たと思っていましたが
「ルパン」に出てたエヴァ・グリーンじゃないですか。
実はとても好みのタイプです。

【2006年30本目の鑑賞】

NANA2

2006年12月9日 映画
宮崎あおい、松田龍平、松山ケンイチと主要なキャストが
次々と降板し、公開前から波乱含みの展開のNANA2。

しかし、東宝はやたらと強気でなんと初日は10回上映ですよ。

観に行ってみて強気の理由は大体理解しました。
観客は女子中高生ばっかりで結構な込み具合。
そして原作の話をひたすらしてました。
よっぽど原作のNANAが好きなんでしょうね。

原作に思い入れのないテレビ好きはどうしても1作目と
比較してしまい、ハチやレンに違和感感じまくりでした。
特にレンは駄目だった。
ちなみに、シンだけは2作目の少年のほうが役にあってると
思います。

1作目であまりで出番のなかったタクミ役の玉山鉄二と
ノブ役の成宮寛貴が残ったのでなんとかなったって感じ。

市川由衣はあえて火中の栗を拾ったのだから色々いうのは
酷でしょう。
宮崎あおいをキャスティングできなかった製作陣に
責任があるということ。

【2006年31本目の鑑賞】

犬神家の一族

2006年12月16日 映画
今年一番楽しみに映画がいよいよ封切りです。

金田一耕助といえば、やっぱり石坂浩二。
30年前の主演作品を再び主演でリメイクするなんて
普通できないですよね。
意外にも若々しい演技でよかったです。

そして犬神家といえばなんといっても女優陣。
2006年版も豪華キャストですよ。
松嶋菜々子は勿論のこと、富司純子、松坂慶子、萬田久子の
熟女陣の女優オーラは凄いです。
女中役の深田恭子も華があってオーラを感じましたね。

ストーリーは有名すぎるのでオチもわかってますけど
犬神家は映像化にとても向いている作品なので
わかっていても普通に楽しめると思います。
トリックも映像のほうが利きますからね。

【2006年32本目の鑑賞】
おいおい、またこんなとこで終わりですか。
続きが気になる。。。
なんでも24やってるときはプリズン・ブレイクは
休止しているとか。
アメリカ人ってのはよっぽど我慢強いんですねぇ。
シーズン2が日本で見れるのは来年の春ぐらいですか。

っていうのはおいといて
シーズン1の後半は後付けで付け足したものなので
せっかくの緻密な脱出計画は台無しです。
2回目の計画は穴だらけで無理ありすぎのような気が。。。
それでも面白いんですけどね。

大奥

2006年12月23日 映画
絵島生島事件がベースになっていますが、結末は
伝えられている史実とは変えてあります。
悲恋の感じを強く出したかったのでしょう。
まあ、途中の話も全然違うんですけど。

それにしても西島秀俊はよく働きますねぇ。
今年は映画とかドラマとかでよく見ました。
そういえば井川遥も今年はよく見ました。
って、両方とも「純情きらり」じゃん!

仲間由紀恵は清楚な感じでしたねぇ。
正統派美人だから役柄はあってました。

しかし、あの程度のことで死罪になってたら命がいくつ
あっても足りないです。
しかもそれがきっかけで1000人以上が処罰されてますからね。
恐ろしい時代だ。

【2006年33本目の鑑賞】
今年最後の映画鑑賞はこれにしました。

硫黄島でまずはじめに思いつくのはやっぱりバロン西。
世界的に有名な彼に関するエピソードはいくつもあります。
この映画でも、ウラヌス号の話とかアメリカの映画スターとの
交流、父島から連れてきた馬の話などには触れてましたね。

史実かどうかは別にして最も有名なエピソードである
バロン西への投降勧告はありませんでしたが、映画の流れには
そぐわないので無くて正解かもと思いました。
その最期にも2説あって、ひとつは映画で描かれてましたが、
テレビ好きはもうひとつの説、最期まで栗林中将の隊への
合流を目指して戦死した説を有力と考えてます。
最近読んだ本の影響ですけど。
どちらにせよ、栗林隊への合流を目指している最中に火炎放射機
により片目をやられたのは事実のようです。

映画の感想ですが、思ったより日本よりに描いてるなぁという
印象です。
「父親たちの星条旗」を観てないせいかもしれませんが。
配役では二宮和也が若すぎたんじゃないかと思います。
ちょっと違和感を感じました。

【2006年34本目の鑑賞】

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