観終わった時の評価は微妙でした。
面白かったけれど、ちょっと釈然としないっていうか、
ミスリードの仕方があまりにもアンフェアじゃないかと。
特に堺雅人と常盤貴子の関係に関する大泉洋の仕掛けは
反則スレスレの気がしてました。
常盤貴子が産気づいた時の堺雅人への電話のあわてっぷりとか
佐々木蔵之介と初めて会った時の会話とか。
映像に嘘はないけれどネタバレしたあとであー納得って
感じでもないかな?と。

が、帰り道によーく考えてみると色々矛盾が出ないように
練りこんである気もしてきました。
とりあえず後者については、佐々木蔵之介の正体に大泉洋が
気づいたタイミングを台詞でフォローしてたし。
気づいたのがそのタイミングなら、まあ、ありかなっと。

ミスリードが売りの映画ですから、何回か観ないと仕掛けが
よくわからないのかもしれません。
ちなみに、冒頭から引っ張った田畑智子と堺雅人の関係に
ついての謎のネタバレでエンディングとしたのは、
いい演出だったと思います。

川崎チネチッタにて鑑賞
【2008年16本目の鑑賞】

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